うりぼうのダイアリー

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継続教育(CE)選択のTIPS

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3月のあたまにEA登録が完了してから、継続教育の申し込みをしておらず、つらつらとブログや執筆活動に勤しんで参りました。

 

 

やっと継続教育の申し込みが完了したので、本日のエントリではその過程を解説します。

 

 

継続教育の時間数はPart3での学習範囲となっていますが、3年間で72時間、最低年間16時間の継続教育を受講する必要があります。

 

【CE公式プロバイダー一覧】

https://www.ceprovider.us/public/default/listing

IRSにより承認された公式プロバイダーからプロバイダと講座(対面セミナー、オンラインなど)を選択する必要があります。

 

500は余裕で超える業者からどうやって選択すればいいんだ(だからTAC受験生は勧められた通りにBeckerに申し込むんだな)と思いつつ、独自のスクリーニング基準を設けて選択しました。

 

 

うりぼうが設定したスクリーニング基準

まず、上記のプロバイダー一覧のPDFをエクセル形式で保存。

最も重視するポイントを3つに絞り込みました。

  1. オンライン受講できるところ
  2. EAの継続教育に特化しているところ
  3. 受講しやすさ

 

 

1. オンライン受講できるところ

オンライン受講については、休日受講やコロナ自粛に備えて、家で受講できることに最も主眼を当てました。

 

なので、オンライン受講できるかどうかのスクリーニングにあたって、キーワードを選定しました(500を超えるプロバイダのウエブサイトをわざわざ見てられないため)。

  • セミナー参加が前提の大学は除外(UniversityとかCollegeがキーワードとして含まれているもの。)
  • ~consultingは除外(セミナーがメインのよう)
  • ~協会は除外(Associate、Association、institute、societyはセミナーのみを主催しているのがほとんどだった。


<スクリーニングの作業イメージ>

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①PDFをエクセル化し、全体にフィルタをかける。

②A列のプロバイダ名についてテキストフィルタで絞り込みを行なう。

③O列にフラグを付ける列を設け、区分ごとに除外するキーワードを記載していく。

 

この過程で300近くはスクリーニングできました(のこり200)。

 

 

2. EAの継続教育に特化しているところ

EAプロバイダの中には、CPAやCIA、CMAなどの資格に共通な継続教育を提供しているところも数多くあります。しかしながら、うりぼうの懸念としては、IRSが単位取得要件として求める要件が簡単に判別できるのかという点です。

 

また、うりぼうは実務で使う米国税法の知識をブラッシュアップしたかったので、会計単位が認められるとしてもあまり受講するメリットはないと感じていました。

  • プロバイダの名称にCPAとかCertified public Accountantsとかのワードが載っているものは除外

  • CPE(CE以外の継続教育全般を指している)のワードは除外。プロバイダの中にはEAの継続教育の意味も包括しているところもありそうですが、IRSはEAの継続教育としてCEという名称で定義しています。

この過程で50近くスクリーニングできました(のこり150)。

3. 受講しやすさ

そして、オンライン受講するにあたって、大切なのはログイン画面までの導線。つまり、学習の管理画面までストレスなくたどり着けるかです。

 

のこり150のスクリーニングは面倒ですが、ウェブページを1件ずつ見て判断しました。

 

これは実際にウェブページを覗いてみると分かるのですが、ログインボタンが下の方にあったり、ごじゃごじゃした中に設けられていたりと、人の行動特性を全く意識していない設計になっていたりとで無茶苦茶な業者も混じっていて、すぐに切れる業者も多かったです。

 

 

このの過程で100近くはスクリーニングできました(残り50)。

 

あとは、サンプル教材が公開されていたり、洗練されたサイトの作りだったり、本当に直感ですね笑

 

ただ、本当に見栄えのよいサイトで導線がちゃんとしているところは、本当に少なく、結局リストの一番最後に残っていたところに決めました。

 

WebCE

https://www.webce.com/

 

WebCEっていうプロバイダから72hrのバンドル講座$109.95を購入しました。
必ずspecial offerのページでcouponコードをゲットしましょう(webce, couponで検索 )

 

なぜ、初年度は16hr(単位)でいいのに、そんなに申し込んだの?

と思われる方がいらっしゃると思うんですが、16hrだと最初にバンドルされている科目に最低限のものしか入っていませんでした。

いろいろ受講できる以外にも以下の理由を考慮しての選択です。

 

・受講内容に興味を持てなかったら試験をパスするのが苦痛かもしれない

(興味を持った科目から受講して単位を稼げばよい)

・割増で払ってもプラス数千円なので痛手ではない

・EAに受かって頭が冴えている今、3年間の必須単位を多めに稼いでおく

・WFHだから仕事の合間に家で受講できる

 

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サイトを開くと、画面中央にログインボタンがあり、すぐに受講ページまで移動できます。

 

最初に受講情報(名前、住所、電話番号、メールアドレスetc.)を入力します。

 

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科目を選択すると、PTINを入力した後、受講スタートです(スキップして後からでも入力できる)。

 

オンラインテキストを読んだり、講義動画を見て、最後に確認テストを受けて終了です(何回でも挑戦できて70%以上の正解で合格)。

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スマートフォンでも受講できたので、空き時間で気軽に受けられるのがいいですね。

 

受講の際に入力したPTINによって、取得単位がIRSに共有されるようになっているのでごまかしはきかないようです。

 

明日以降は継続教育を受講してみて、その結果をお伝えする予定ですのでお楽しみに。

 

その他

 

 日本ではJSEAというEAの協会がセミナーを主催しているようで、会費を払って受講すれば単位がもらえるようです。

http://www.jseatax.org/

 

ウエブページの作りも古いし、会費も高いし、オンライン受講ではなさそうなのでここはないなぁという印象です。

 

プロバイダ選びで感じたのは、ちゃんと受講生が集まってマネタイズできているところは、ウェブページも作り込まれているし、金があるので講座にもお金をかけられ、様々な受講生からのフィードバックによりある程度講座もしっかりした内容なのではという予想です(JSEAのセミナーは受けたことがないので分かりません)。

 

 

まあ、見た目が9割って結論でよろしく。

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