コロナ禍の転職事情ってぶっちゃけどうなん?って思われている方も多いのではないかと思います。
成熟した市場は業界によると思いますが、ベンチャー界隈は活発なところがむしろ増えているといった印象でした。
そりゃ、この状況でコロナを逆手にとって成長している企業のほうが多いくらいだから。
WFHが当たり前となった状況で、WFHに対応できない企業ってどうなんっていう感じで自由な働き方を求めて行き来しているのでしょうか。
なので、転職活動は全く困ることなはかった。転職理由と転職の軸(何を重視して転職先を探したのか)が先方とマッチしていれば、あとは当面やりたいことと将来やりたいことを聞かれて、雑談で終わり。
ベンチャーに限らず採用スケジュールは担当者面談=>CFO=>CEOが一般的なながれで大体は2-3週間で決まるところがほとんど。どのフェーズでもだいたい聞かれることは同じ。
通常の面接と違ってコロナ禍では社員が出社していないところも多いため、ZOOMやハングアウトで一連の面談が完結してしまうケースもザラ。こういうところでも入社しても事業を早いスピードで成長させることができるかというスタンスが垣間見えます。
Wantedlyとか使って自分自身で企業採掘している人もいるだろうけど、転職サイト使ったほうが無難です。転職サイトを使った場合でも直接応募ではなく、エージェントを通じて交渉したほうがベター。
企業と面談するまえに自分の転職理由と転職の軸をエージェントに共有しておくことで、企業とマッチするかどうか面談前に人事と確認できるため、時間の節約にもなります。
なので、自分が興味のある仕事の分野や、興味を持てるプロダクトを作っているのかが転職活動のキーポイントとなります。
うりぼうの場合は、コーポレート周りの仕組みづくりをイチからやりたかったのと、IPOを目指してここに本気でコミットしているところがよかったため、創業から何年もたっているスタートアップよりも、創業間もないベンチャー(一般的な定義とは異なる場合がありますが、ここではうりぼうが定めた定義で話を進めます)でやりたかった。
プロダクトも拡張性の高い汎用的なもの(今は特定の業界に提供しているが、仕様を変えればどの業界にもどの国にも提供できるようなもの)を作っているところがよかったため、これを軸に自分の興味の持てるものを選びました。
あとは、事業の継続性。
入社してすぐに以前の勤務先と同様、度重なる事業のクローズに追い込まれないように継続的に事業を広げられるように収益がある程度自動で入ってくるような仕組みを作っているようなところを重視しました。
いわゆるプラットフォームを使った手数料ビジネスですね。
サブスクなんかもこれに含まれます。
やっぱりプラットフォームのような仕組みがあって、手数料が自動で入ってくるところが強いです。セールス使って案件とってくるような固定費系のビジネスにだけは手を出さないほうがいいと思います。
そのうち、プラットフォームを使わず自律分散型のシステムが出来上がっていくんでしょうが、ビジネスを始めるにもプラットフォーマーをつかってクイックにビジネス始めるのが今後も当分の間は続いていくのだろうと予測しています。
うりぼうのようなコーポレート職に限らず、エンジニア、ビジネスサイドでも仕組み作りの段階からジョインすることでいろいろと自分の意見を反映させることができるのでで、仕事に対する満足感がまるで違います。
大企業で働いていた時には成熟した仕組みの先で、さらに細分化された末端の仕事が割り当てられるだけで自分が何か作っている感覚はまるでなかった。大規模な業務改善はもはや不可能なので、今後を見据えて初期の仕組み作りにいかにコミットできるかがポイント。
最後に重視したのが一緒に働く人。
面談でお会いする担当者は部門長のような方がほとんどで都合のよい意見を言ってくる可能性があります。できるなら、もっとしたの現場レベルの人にも会って会社全体や現場で生じている問題点などをヒアリングしたほうがいいです(初期段階で会うことは難しい場合があるので、CEO面談を終えた段階以降でいくつか転職先を決めかねていると伝えたうえで、現場担当と話しがしたい旨を伝えれば簡単に話が進みます)。
ベンチャーで予算割いて人がほしいってことは相当に人が足りなくて焦っているところばかりなので、こちらかの要望には全然応えてくれます。
思い付きでつらつらと書いていきましたが、今日はこんなところ。
次は待遇面について書こうかな。
それではた、うりぼうでした。