うりぼうのダイアリー

EA(米国税理士)試験ネタをメインに、学習・実務を効率的に行うためのライフハックを追求するブログ

⑤学習方法

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タテ方向の学習からヨコ方向の学習へ

本試験では一度確実に解けたはずの問題が出題され、「あれ、どうだったかな?」という場面に必ず遭遇しますが、それは根本的に理解できていなかったということです。

 

本試験を受験している時がこれまで学習してことが一番詰め込まれている状態であり、整理されていない情報が他の似た情報とバッティングした際にこれまで覚えた情報が頭の中から追い出されたものとうりぼうは考えます。

 

特にPart1と2の個人税制と法人税制の比較、法人税制内での各法人の対比が重要となってきます。


大学受験の世界史を学習された方には馴染みがあると思いますが、タテ方向の歴史とヨコ方向の歴史です。

 

タテ方向の歴史(山川の教科書での例だと、ヨーロッパ→中国→西アジア→ヨーロッパなどの時系列での各国史)をまず押さえた後に、ヨコ方向の歴史(同年代別に起こった別の国で起こった出来事の比較)を押さえるのがセオリーです。


タテ方向がPart1、2の各論点別の学習、ヨコ方向がPart1内の比較、2内の比較、1、2横断的な比較です。タテ方向の学習はテキストを読んで理解する学習です。受け身の学習となり、忘れやすい項目なのでテキストを読んだ後にすぐ問題集を解いて理解できているか確認します。


ヨコ方向の学習はテキストに載っていないため、自身がまとめながら覚えていく必要があります。また世界史の話に戻って恐縮ですが、難関私大では宗教史・経済史・文化史・美術史・貨幣史などのテーマ史の出題が頻出となりますが、これを高校で取り扱っているところが少なく、予備校に頼るしかないような状況に近いと思います。


ヨコ方向の学習はある程度学習の基礎が出来上がり、オンライン問題を解いている最中に気になりだすフェーズですので、意図してやろうと思わなくても自発的にやるようになりますが、学習初期から意識しておくと記憶への定着が違うと思います。


繰り返しになりますが、タテ方向の学習は広げすぎず(オンライン問題集で頻出のものがある程度解けるようになればOK)、ヨコ方向の学習でタテ方向の学習を深化させることに注力しましょう。

 

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